小説

□風邪(赤黒)
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(部活休んじゃいましたね……

今頃なにしてるところですかね)





だんだん眠たくなってきていつのまにか眠ってしまっていた










ピンポーン





黒子母『はーい、どーぞ
あらっ赤司くん、久しぶりね』



『お久しぶりです
テツヤ大丈夫ですか?』



黒子母『あらお見舞い?部屋でねてると思うわ
あっ、ちゃんと風邪薬飲むように言っといてくれるかしら』



『分かりましたよ、陽菜さん(黒子母の名前)』










誰かの声がすると思って目が覚めた





ちょうど赤司くんが入ってきたのが見えた






『テツヤ風邪は大丈夫かい??』




声があまりにもひどいので返事はせず、頭を縦に降ろした




すると、赤司くんはくすっと笑って


『声がでないほど酷いのは風邪薬を飲まなかったからみたいだな』



ひどい声を赤司くんに聞かせるわけにはいかないと思ったので、携帯を開きメールの本文に文字を入力した




【なんで分かったんですか??風邪薬飲んでないこと
あと、僕に近づくと風邪移りますよ】



『陽菜さんに風邪薬飲むように言っといてくれって頼まれたからな』




お母さんは何をしてくれているんだと半分呆れながら



【絶対に飲みません!!!!】


と打ち込んだ




あんなもの絶対に飲みたくないただただ苦いだけ





『…………ニヤッ』





赤司くんの口元がニヤリとした







【変なことしないでくださいね!?
ほんとに風邪移りますよ!!!!】




そんな忠告なんて意味なんかなくて






『そこまで風邪薬が嫌いなら、風邪なんて運動すれば治るよね』




そう言ってベッドの上に覆い被さってきた












一週間後僕が赤司くんの家に行くことになったのは言うまでもない
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