小説
□テスト(赤黒)
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『もう無理です……』
『テツヤは数学ができないよね、いつも』
『……………』
赤司くんに痛いところを突かれ、反論すらできない
『だから、こうやって赤司くんに教わってるんです!!』
ほっぺをぷくっと膨らませながら、言い訳をした
『………はぁ…』
いきなり赤司くんのため息
なにか僕しちゃいましたかね??
『……赤司くん??』
不安になって赤司くんを呼んでみると
『そんな顔俺以外の誰にも見せないでよね??』
なんて、言われた
『ん??』
僕にはなんのことかさっぱりで、頭の上にはてながいっぱい付いている
『それより、さっさと課題終わらせな??』
そうさとされて渋々勉強に戻ったテスト3日前