08/19の日記

01:24
帝光バスケ部合宿二日目@
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翌日、早朝五時半。


緑間の携帯がピカリと光り、体を震わせて振動と曲が流れようとする。

その瞬間。緑間はカッ!!と目を見開き、枕元の携帯を掴むと“ピッ♪”となりかけていた音を止め、上体を起こした。

その頭には、彼愛用のナイトキャップを被っており、緑間の見た目とは相反する可愛らしい柄である。


「……朝か」


まだ少しだけ眠い頭が覚醒するのを待ってから、目を軽く擦って立ち上がる。

すると、部屋の出入り口側の襖が開き、身なりを整えた赤司が姿を現した。

そして、緑間に気付いた彼は「おはよう、真太郎」と緑間に声をかける。

そんな赤司に、緑間も眼鏡をかけて「おはようなのだよ」と返した。

二人の会話はそれで終わり、緑間は黙々と洗顔や歯磨きを済ませ、赤司はフロントで購入した経済新聞を読んでいく。


…………………

……誠に申し訳ないが、管理人の想像の限界である。

このままでは、二人の無言な場面が続きそうなので、割愛させていただく。

――はい。割愛〜♪――



五時五十七分。

テレビをつけてその前で画面を食い入るように見つめる緑間の背後で、黄瀬と黒子がモゾモゾと布団から起き上がった。


「…んー……おはようっス、緑間っち」
「うるさいのだよ!黄瀬!!占いが聞こえなくなるだろう!?」
「ご、ごめんっス!」
「…………朝から大変ですね、黄瀬くん」
「う…く、黒子っち…」
「すみません。朝から引っ付かないでくれませんか?ちょっとウザいです」
「朝から言葉のギロチンっスか!?」
「うるさいと言ってるのだよ!!黄瀬!!貴様のせいでオレの占いを聞き漏らしたらどうして…ぐはっ!?き、聞き漏らしたーーー!!!!!」


緑間の悲痛な叫びが、部屋の時計の長針が真上を指したと同時に室内に響き渡った。



〜起床〜


「……うっせぇ…眠い……」
「ん〜…ねぇ、ミドチン?今度から録音とか録画とかしておけば良いんじゃないの?」
「ハッ!?そ、その手があったか!!」
「……緑間っち」
「人の執念って凄いですね…」



☆コメント☆
[小鳥にゃん] 12-15 23:33 削除
黄瀬くんに対する言葉のギロチンはきっと愛故のものだと信じてますwwwww      黄瀬くんは愛されている!!!...多分(・ω・`)

[黄瀬涼太] 12-16 00:32 削除

ばんわ〜っス(o≧▽゜)o小鳥にゃん

俺へのコメントありがと(*≧∀≦*)
朝から黒子っちに冷たくされたのは悲しかったんスけど…なるほど!あれも優しさだったと思えばいいんスね!(^w^)☆エヘヘ

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