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□Baby Maybe
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あたしが初めてこの地に降り立ったのは、
小学6年生の秋。
当時まだ韓国語も話すことができなかったあたしは、
ただ歌手になりたいという
ただそれだけの理由で異国の地で過ごしていくはずだった。
微かに感じる秋のにおい、
これからどうなるか分からないという不安、期待、
叶うと信じて疑わなかった夢。
それが、あたしが初めて感じた韓国だった。
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