☆かみたま!☆

□四日目!
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柚菜美は警戒したが、何事も無く授業が終わった。

「金曜日は遠足だが、今からぼちぼち準備しとけよー」

担任の先生が放課後前に皆に声掛ける。

あぁ、そういえばそうでしたね…。

遠足の事を忘れていました。

そして、少しして放課後に為り騒がしく同級生達が出て行く。

柚菜美も帰る準備をする。


「おい」

あぁ、やっぱり来ましたか…。

いつの間にか、クラスにはあいつと音子と神田君だけになっていた。

猫林は私を指差して、

「昨日は言ってくれたな!!」

「…すみませんね」

多少なら反省しましたよ。

多少なら。

「俺は…俺様はじーちゃんを信じる!!」

……そう、ですか。

「…まだ、お前んとこの神の子…使えないんだろ…力」

「そうですよ」

昨日聞いた所では使えない筈。

「…だから、待つ!」

「はぁ?」

何か、また面倒な事に…。
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