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□ブン兄の小悪魔講座
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舌を絡めたり、ちょっと吸ってみたり。
そのたびに少しまた声がもれる。

「テソン」

口を離し、ふっと視線を合わせる。
浸っていた快感から引き上げられて少し面食らっている表情が見れる。

「自分でできそう?」

「、はい、できると思いますけど」

「けど?」

「ヒョンみたいに挑発的にするにはどうしたらいいんですか?」

「簡単だよ?自信無くても自信ありげにするだけ」

結構大事なんだよ
自信ありげなのと不安げなのじゃだいぶん違ってくるんだからさ

「自信、かぁ」

「大丈夫大丈夫、だってスンヒョンだったら驚いて見抜く暇もないと思うし」

「そうですよね」

ちょっと安心したように笑うテソンを見て、一途で可愛いなあって思った。

「ヒョン、それと、ね」

「?」

「途中で止められて辛いです」

そりゃそうだね
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