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□ブン兄の小悪魔講座
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そんなに持ち合わせもないし、と言う事で適当なファミリーレストランに入る。
幸い、騒がれることもなく奥の禁煙席に通される。
内緒話にはぴったりの場所
水を運んできた店員が言ってしまうのを見届けて、テソナに話を促す。
「で、どうしたの？スンヒョンと何かあった？」
「えっ」
どうして分かったんだろうと慌てるテソン。
ヒョンは何でもお見通しだよ、なんてね。
「図星？」
「・・・はい」
付き合いだしてから大分経つよねー。
確かあのあたりの時はスンヒョンからも何度か相談されてたっけ
「言ってごらん」
「えっとその、夜の話になるんですけど・・・」
「いいよ、続けて」
大丈夫大丈夫、任せていいよ
そのあたりの話、兄さんの得意分野だから。