longstory
□第2話
1ページ/5ページ
テマリと出会ってから一週間がたった。
俺は今日も高校校舎の屋上で
いつも通り授業をさぼって昼寝していたが
「シッカマルー!」
と言う甲高い声に目が覚めた。
「おぅ、いのとチョウジか。」
幼なじみのチョウジといのとは
用事がない限りみんなで
お昼を食べるってのが習慣になっていた。
どうやら俺が寝ている間に
お昼の時間になっていたようで。
わざわざ俺を探しにきてくれたんだろう。
ほんといいやつらだ。
「シカマルのお弁当もちゃんと持ってきたよ。はいっ。」
「サンキューな、チョウジ。」
いつものように
いのの信憑性があるんだかないんだか
わかんないような噂話だったり、
もうすぐくるGWの話をしているときだった。