longstory
□第２話
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「あー、あの人すごいかっこいい！
ほら、あんたたちも見なさいよ！
あそこでテニスしてる
長い黄色い髪の人！」
いのが見ろみろうるせーから
テニスコートをみると、
いのの言う黄色い髪のやつと
楽しそうにテニスをしているテマリがいた。
2人ともかなり上手くて
いいラインを攻めているにも関わらず
ラリーは一向におわらない。
「ねー、ちょっとー
聞いてんのー？」
いのがすねながら言う。
「ん、あぁ、俺らは男だから
あんまわかんねーけど。
まぁ…イケてるんじゃねーか？
な、チョウジ？」
「うん、そうだね。
僕もそう思うよ。」
ブレザーだからテマリと同い年か？
兄弟か？それとも彼氏か？
なんて考えてると
「あたし、あの人と友達になりたい！
先輩に紹介してもらおーっと。
じゃあ、いってくるっ！」
なんて言っていのは帰っちまった。
女ってわかんねー。
残された俺たちは
ゆっくりと飯を食ってから
教室に戻った。