Five men's story
□薔薇と向日葵〜New version〜
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−この人は薔薇なんだ
華やかで声も魅惑的で惹き付けて
近寄ると自分が傷つけられてしまうけど…
花片は傷付きやすくて繊細な…−
僕がホンギの兄さんに抱いた感想
そして僕もその薔薇に惹き付けられてしまう事になった。
僕が練習生から急遽に新メンバーに入る事が決まり、親元を離れ…
兄さんのファンだった人からは非難され…
僕が思い描いていた像とは違い毎日不安だらけだった。
唯一の救いは研究生時代から仲が良い同い年のミナンがいてくれる事
本当なら先輩だから威張ってもいいのにいつもちょっかいを出してふざけて笑わせてくれるとても優しいヤツ
レッスンが終わって初めて新しい合宿所に来たものの、僕の荷物はまだ届いて無くて…
汗かいてたし、まぁいいかと思ってとりあえずシャワーを浴びた。
着替えが見つからなかったのでとりあえず誰かのを借りようと思ってクローゼット物色すると派手な色のパンツが目に止まって思わずそれを選んでしまった。
ガチャン
ちょうど誰か帰って来たみたいだ…
ホンギ「誰かいんのかー?」
−ホ!!ホンギ兄さん!緊張するっ−
スンヒョン「あ…おかえりなさい…」
ホンギ兄さんは無言で僕をじっと上から下をじっくり見ると
ホンギ「なぁ…それ誰のパンツだ?」
スンヒョン「…あ…着替え無かったんで借りたんですけど、ホンギ兄さんのですか?
…すみません」
ホンギ 「脱げ」
スンヒョン「え?!あの…」
ホンギ 「だから脱げって!」
圧倒されて怖さの余りその場で脱いで渡したまた僕の身体中をじっと眺めた後
ホンギ「…まあまあだな…」
と言って去って行った
…☆…★…☆…★…☆…★…☆
ミナン「ククククッ…ごめん…もう無理…
アハハハハハッ!!泣けるわ〜」
スンヒョン「ひどいよ〜笑いすぎだよ!超怖かったのに…」
夜になってミナンが帰って来て、その話をしたら笑われまくった。僕は拗ねて
スンヒョン「もう寝るっ」と電気を消した
ミナンとは同室で狭い部屋でベッドを並べて寝ている
ミナン「そのさ…ホンギ兄さんの事だけど…」
バタン
ミナン「ヒョン帰ってきた。始まるな…」
スンヒョン「??はじまる?」
布団をめくってミナンをみるとしーーっっと指を口の前に当てて僕を壁際へ手招きしした。
ミナン「はじまるよ…」
小声でささやくとミナンは壁に耳を当てたので僕も真似をした。
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ホンギ「お帰り、また女のとこか?」
−えっ?ホンギ兄さんの声−