FT'S BED TIME STORYS
□マイふにレディ
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*合コン*
ミンジ「ちょっと失礼、お化粧直してきますね。」
先輩がワタシに気を遣って内緒にしてた話をジョンフンさんに話してしまった…。
「ジョンフン君が気を遣うからって口止めされてたんだけど、えぷこは本当にジョンフン君の事大好きなのよ。」
えぷこ『せ!せんぱいっ!!』
ジョンフン「本当はホンギじゃないの?」
ーち、違う!言わないとー
側にあったお酒をグビッ飲み干してジョンフンさんの目を見て言った。
えぷこ『本当にジョンフンさんのギタープレイが大好きなんです。
もちろんピアノを弾く姿 も素敵なんだけど…
ギター弾いてる時のジョンフンさん引き込まれてしまいます!』
あまりのワタシの熱弁にジョンフンさんはあっけにとられてたけどすぐに笑ってくれた。
ジョンフン「ちゃんと見ていてくれてありがとう。」
とワタシの目を見て言ってくれた。
えぷこ『ワタシ痩せます!
ジョンフンさんのペンとしても恥ずかしく無いように
もし、、痩せたらもう一度会ってもらえますか?』
ワタシ、酔った勢いですごいこと言っちゃった…バカバカ
ジョンフン「うんいいよ、がんばってね。
痩せたらきっと可愛くなるよ。可愛い子なら大歓迎だよ…彼女にしたいぐらい。」
子供をあやすように頭をまた撫でてくれた。
「オイ!えぷこちゃん純情なんだからからかうなよ」
ジョンフン「からかってないよ…携帯貸して…
痩せて今より可愛くなったら連絡しておいで。」
私の携帯にジョンフンさんの電話番号が残った。
突然の事に怖くてその場では電話出来なかったけど突然の出来事に完全に舞い上がっていた。
それからのワタシは生まれかわりジムへ通って食事制限も徹底し、15キロ体重を落とした。
ジョンフンさんが約束を覚えていなくてもいい…
あの夜の優しい言葉を嘘でも信じたかったから
でも2ヶ月も経ってしまったし、ミンジの事気になってたみたいだから二人が付き合ってるかもしれないと考えたけど…
「えぷこちゃん痩せて本当にキレイになったね〜
これで彼氏できるね。」
あの晩をセッティングしてくれた先輩が声をかけてくれた。
「もしかして…ジョンフン君の影響?その為に痩せたの?」
えぷこ『全く信じないと言ったら嘘になるけど、
例え嘘だとしても、もしまた会えた時に自信が持てる様に頑張りたかったんです…』
「ジョンフン君には電話した?」
えぷこ『いえ…まだ…怖くて…』
「彼に聞いてあげようか?」
えぷこ『いえ…大丈夫です…本当に忘れてるかもしれないし ダメでも今度かけてみます』
ーどうせダメなら早くわかった方がいいよね…ー
電話番号を眺めてはボタンを押せなくてため息だけついていた…
**********************
ーさぁXmas、誰と過ごそうかなぁー
特定の彼女はいないけど、とりあえずデートぐらいしとくかな
メンバーもどいつもこいつも女と過ごしてるからそりゃあ俺もなんて思って電話帳を片っ端から探して電話して誘ってみた。
なのに「彼氏出来たんだ〜」とかつながらないとか、しまった!俺としたことがイブに一人なんて
ナンパがてらドライブでもしようとしたが、車を出したところでカップルか家族連れだらけでうんざり…
引き返そうと思った矢先
♪♪♪♪♪♪
ん?知らない番号…
ジョンフン「…ハイ?」
えぷこ『あ…以前先輩と一緒に飲みに行ったえぷこです。
今、お忙しいですか?』
ジョンフン「大丈夫だよ」
えぷこ『あ…あの…覚えて無いかもしれないけど…約束したこと』
ー約束?なんだっけ?ー
ジョンフン「あ…あぁアレね」
えぷこ『覚えててくれたんですね!良かった。
あっ、今もしかしてデート中だったりしますか? 会うのは無理ですか?』
ジョンフン「いや、一人なんだよ
良かったらこれから会おうか?
どこにする?迎えに行くよ」
えぷこ『えっ!?本当に?!あ…じゃ63ビルの側にい ますね。』
ジョンフン「わかった…近くについたら電話するね」
えぷこがどんな子か酔っていてあまり覚えて無かったけどとりあえず今日の女の子確保出来たぐらいに思ってた。