FT'S BED TIME STORYS

□あなたはわたしの宝物 〜seunghyun〜
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☆温泉…なんだ…☆



スンヒョン「ふぅ〜♪着いたよ!」


温泉宿みたいなところに連れて来られた。

スンヒョンは一人でフロントらしきところに向かってるけど…大丈夫かな?


それにしてもいつの間にこんなとこチェックしてたのかな?



スンヒョン「えぷこ行こう〜」


ワタシの手を取って繋ぐと、仲居さんに案内された部屋に通された。




えぷこ『あ、あのさ…もしかしてここって…』



スンヒョン「そだよ…温泉」



えぷこ『おんっ!…』



温泉か…まぁでもスンヒョンなりに一生懸命考えたのね…



えぷこ『温泉か〜ちょうど来たかったから嬉しいなぁ…

じゃあワタシ早速入って来ようか…』



スンヒョン「え?!今?」



えぷこ『うん。』



スンヒョン「夜がいいよ…。」



えぷこ『夜?!…それまでどうするの?』


スンヒョン「えと…その…」


言葉に詰まったその後で

上からフワッと包まれる感触…


スンヒョンがが甘えるようにワタシに頬を擦り寄せて抱きついてきた。


スンヒョン「こうしてよ…」


可愛い…


いとおしい…


けど…


ちょっと油断するとワタシの腰の辺りから服の中に手を入れて来た…



えぷこ「こらっ!」



スンヒョン「…オモッ…」


首をすくめて舌を出してる

うぬぬぬ…ワタシ一瞬理性と格闘!!


まだ昼間ですから…ねぇ?





えぷこ『景色いいから外でも散歩しようか?』


スンヒョン「散歩?!行く行く!」


…なんだかワタシにはスンヒョンが尻尾を振ってついてくる犬に見えるよ…




外に出てワタシの手を取ってぶんぶん振りながら歩く姿はまるで小学生…


運転してる男の顔はどこ行ったよ…?



スンヒョン「えぷこ?どうかした?」



えぷこ『別に…たまには外もいいね…天気いいし。』


スンヒョン「…幸せ?」


えぷこ『もちろん!』


本当だよ、あなたがこの世に存在してくれただけで幸せなのに…


ワタシを好きになってくれるなんて夢にも思わなかったの…


隣にいていいのか今でも夢みたいなんだよ…


本当にワタシでいいのかな…?


少し下を向いたその時絡めた手が引き寄せられスンヒョンの唇にチュッと触れた
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