テイルズオブゲート(オリジナルストーリー)

□プロローグ
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「……ん…」


「気が付いたか?」


…だ誰じゃお主


「シン。君は」


「わらわは誰にも名前は言わぬ。そもそもお主は図が高いぞ。わらわは高貴な身分故な。ほっほっほ」


「…


「馬鹿の言い方が悪いのよ」

「ローズ


「…あぁ〜、一々名前言われなくても分かります〜」

「…今度は誰じゃわらわは何があっても絶対に

「ねぇ…私ローズって言うの。名前…教えて…?」


「…シルビア」


「ん?」


「わらわはシルビアじゃじゃから離してくれ…恥ずかしい」


「シルビアちゃんね?可愛い言葉ね。…もしかしてシトリ国から来たのかな?」

なぜ知っているのじゃ…わらわの国は…大きい国じゃった


「シトリ国って侍が多いみたいね。…だけどシルビアちゃんは普通の格好よね」

「うん…わらわの格好は…そなたらの呼び名の゙まほうけんじと言うやつじゃ」

「魔法剣士…ふーん」


「お主は何者じゃ?」


「私はフォード家出身よ」


「フォードじゃと


「ん?知ってるの?」


「皆の敵
キィン


「……ふぅ。危ないわね」


「なわらわの刀を」


「不意討ち失敗ね。なにか恨みでもあるみたいだね。何で?」


「それは教えん…わらわの使命じゃ…絶対に教えん汚らわしい名前を聞いてしまった…わらわに構うな


「なんだと…?人が下手に出てりゃあいい気になりやがって。…なら今この場で消してやろうか」


「ひっなんじゃお主わらわに手を出してみろおしお師匠様が黙っ…うぅわらわ怖い人は苦手じゃ


「…ちっ」


「ひごめんなさいやめてください


「……」


「Σ


「大事な人を失ったんだね…フォード家に……今は私が跡を継いでるから代表として謝るね。…ごめんね。別に怖くないから…ね?」

(目が笑ってない)


「…なぜ…そなたが謝るのじゃ……わらわは……グス


「……」


「あの……わらわ……」


「……」


「うぅ


「………………」


「わらわの事無視しないで欲しいのじゃ……寂しくなる……」


「……


「あ…?…寝てるじゃないか


「なにわらわの事……」


「寝てる訳ないでしょ。貴様は喋るなハゲボケ馬鹿」

「な


「おぉ…そなたの言葉は非常に下品じゃな。……わらわの事嫌いになったか?」

「嫌いにならないよ。……シルビアの事守ってあげる」


わらわの事…でもわらわは使命に関しては絶対口を割らんからな…お主に守ってもらわれなくとも自分の身くらい…身くらい……わらわはまだまだ力不足じゃ………ローズ……そなたが守ってくれるのか?」

「うん。」


「本当に?」


「本当よ」


「ありがとうローズわらわそなたが大好きじゃ


「きゃっ



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