学パロ編!!
□第1講
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どうも皆さん。私、神羅 葵。バリバリの高校二年生で、『鳴木高校』に通っています。
家は隣町の空座町と鳴木市の境目ギリギリにあって、空座町の方の高校でもよかったんだけど、どっちかというと鳴木高校の方が近かったからそっちにしたんだよね。
あ、でもただ単に近いからって理由で選んだわけじゃないよ?なんか校風がのびのびしてたからっていうのが理由、かな。
私、自由人ですかr
バスッ!!
うおうっ!?後頭部に衝撃がッ・・・・・・
「いったぁ・・・、何すんのさノイトラァ!?」
いつのまにか後ろに立っていた長身の男子、ノイトラ・ジルガに叫んだ。このヤロッ・・・、鞄でたたきやがったな・・・!
「ア?それはこっちのセリフだ。お前こそ何ぶつくさいってんだ?」
「紹介だよ、ナレーション!!てか私それ声に出した覚えないんだけど!?何、読心術!?心眼ってか!?」
ちなみにノイトラは私のクラスメートの1人。にしても、心を読むなよ!私の知る限り、仮に、だけど、考えられるのは1人しかいないハz
「俺を呼んだか、葵??」
「いやアンタどっから湧いて出たーーーッ!!?」
どこからともなくひょっこり現れた超色白男子。名前はウルキオラ・シファー。
てかホントにどこから出てきたの!?
「何を言う葵。俺がこの町の家の屋根および塀ネットワークをすべて把握していると知っての狼藉か」
「知らんわんなこと。てか狼藉って、おおげさすぎ」
「つか屋根と塀で登校すんなよ優等生」
そう、ウルキオラは実は超優等生で、テストは毎回95点以上は当たり前、成績はもちろんオール5。誰が見てもカンペキな奴なのだ。
中身をのぞいては。
「葵、今何か言ったか?」
「イイエ、ナニモ」
「棒読みになってっぞー・・・・・・・」
だから、心読むなやぁあああ!!!なにこれ、もはやプライバシーの侵害に値するよね!?
「・・・、そうか」
・・・・・・
「ねー、ノイトラ。私って分かり易い?」
「あー、なんとなくだけどな」
「そっか。んじゃ私これから閉心術の練習をすることにするわ」
「ハリポタかよ。んなの無理だろ」
「やらないと私の精神が持たないんだよ」
そんなことを言いつつ、正門をくぐる。