shota´s story
□僕だけのモノ
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俺は、この学校に転校してきた。
「どーも!安田章大です!仲良くしてや!」
「はい。じゃあ、安田君は、飯塚さんの隣に座ってくださいね。」
「はい。」
指された席に向かうと、隣の『飯塚さん』は、めっちゃ可愛い人やった。
「よろしく!仲良くしてな♪」
「よろしくね。章大くん。」
大人しそうやけど、ホンマに可愛えわぁ…。
てか、イキナリ名前って!
「そうや!俺も名前で呼びたいねん!下の名前教えてくれへん?」
飯塚さんは、ちょっとびっくりしたけど、明るく微笑んで
「優っていうんだ。私のこと、呼び捨てでいいからね!」
って言ってくれた。
俺の心は、もうすでに優のものになってた。