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□恋心?
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今日私は久しぶりにギグルスちゃん、ペチュニアちゃんと三人でお茶会をしているの。
そこで女の子同士好きな人について話そうってことになった。
「まぁ、好きな人って言っても私は恋人がいるのよねぇ」
ギグルスちゃんがそう言う。
そういえば、カドルスくんと付き合ってるんだったっけ・・・?
「カドルスったらほんと優しいのよ//ペチュニアはどうかしら?」
「私も最近ハンディと付き合い始めたの//」
ペチュニアちゃん・・!!え、ハンディさんと付き合ってたの?!
「そうだったの?!なんなの、早く言ってくれたらよかったのに〜フレイキーもそう思わない?」」
「ん、そう思うけど・・・。と、とりあえず、ペチュニアちゃんおめでとう!!」
そう言ってあげると彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「ありがとう、フレイキーちゃん」
「・・・で、フレイキーはどうなの?」
ギグルスちゃんが聞いてくる。
・・・え、えっ、私っ?!
「私は・・・」
「恋愛とかそういう意味で好きな人はいないかな」
「じゃあもしかして、恋人もいないの?」
「うん、そうだよ」
答えるとギグルスちゃんは残念そうな顔をした。
「ペチュニア、なんだか惜しいと思わない?フレイキーったら可愛いのに恋人いないなんて」
「・・・そうね、きっとすぐ出来ると思うのにね」
「ぺ、ペチュニアちゃんまで何言ってるの?///二人に比べたら、か、可愛くなんて無いよ//」
そう答えた後ふと思い出した。あの人の事を。
「でも、一緒にいると楽しいって思う人はいるよ」
「それって誰?」
二人が興味津々に聞いてくる。
「フリッピー君。フリッピー君と一緒にいるととても落ち着くし、私に優しくしてくれるんだ。それで私よくクッキーを焼いてあげてるの!」
「それって、フリッピーくんの事がすきなんじゃないの?」
ペチュニアちゃんがそう言ってきた。
フリッピー君の事が好き・・・?
「・・・分からない」
私はそうとしか言えなかった。
その後お茶会はお開きになった。