悪食少女の非日常
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朝、目覚めると俺は着替えてキャンピングカーを出て、川へ向かった。
いつも夜に仕掛けをして、魚を取っているんだ。
お、今日は結構大物がとれてる。ラッキーだな!
その後顔を洗い、新聞を見るのが俺の日課だ。
「・・・殺人?」
呼んでみると、一面から殺人事件について。
この町で人が死ぬのなんてしょっちゅうあるから基本のらないはずなんだが・・・?
取りあえず、内容を読んでみた。
「西側で十二人が死亡・・・外部による犯行!?」
まじか!?外部ってどういうことだよ!!
うわ、町の外のやつらし気死体って、しかも行方不明者もいるのか。
まぁ、ここまでくれば外のやつって確信できるよな・・・。
「外部の者の死体の手には銃が握られていて、軍服を着ていた・・・か」
これ・・・キルが関係してんじゃないのか?
キルも“政府”に追われてたって言ってたよな・・・。
「これは、キルに聞くしかなさそうだな」
めんどうなことになったもんだ。
俺は早速朝食を食べ、キルのもとへと向かった。