悪食少女の非日常
□11
3ページ/3ページ
フリッピー君によると、しばらくは家を出ないほうがいいらしい。
一人も危険らしい。
まぁ、そうかもしれないわね。いつまで続くか分からないけど一人は怖いわ。
キルも一人で住んでいるから、嫌だけどランピーに預ける事になった。
「あぁ、しばらく会えなくなってしまうなんてっ!!」
ぎゅううぅぅっ!!
「く、くるしいでし・・・だ、大丈夫ですって、おわ、終わったらま、また遊びにっ・・・行きますからっ!!」
「キルちゃんがかわいそうよ、話してあげなさいよ」
ペチュニアは残念そうだけど仕方ないわね。私だってさびしいわ。
ペチュニアは仕方がないから私の家に泊まることになった。
「ハンディには・・・たのまないほうがいいかしら、どう思う?ギグルス」
「そう・・・ね」
ハンディを危険な目に合わせるわけにはいかないもの。ただでさえよくミスして死んでいるっていうのに・・・。
「では、さようならっ!また安全になったら会いましょうね!!」
キルちゃんが大きく手を振る。
太陽の光を背にこちらを見ている様子は、それに関係なくとてもまぶしかった。