ぼやキングとリズム君の日常
□突撃!伊武家の深司くん!
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今、俺は深司宅に来ております!
だけど深司はなんか難しそうな小説をずっと読んでて無言。
まあ、無言で無表情で無愛想でも深司ならかっこいい… じゃなくて!!
せっかく家に来たんだからもうちょっとドキドキする素振り見せてくれても良いんじゃねーの?
と思った俺は…
「深司?」
「何?」
「目ーつぶって。」
あー、近くで見ると深司ってほんと美形だわ。
同じ人間?これ。
…じゃなくて。
深司が目をつぶったらなんか良い感じのムードになるかなー…なんて思ったわけで。
勇気を出して深司にお願いをしてみた。
「…やだ。」
「やっt…え?」
てっきり良い返事をもらえると思った俺は、思わず間抜けな返事をしてしまう。
でも深司はそんな俺にもほとんど無反応で。
「なんで目をつぶらなきゃいけないんだよ…神尾の目の前でそんなことしたら何されるかわからないだろ。」
「どういう意味だよ!」
「そのまんまでしょ。」
「何だよー!!」