はたけカカシ。
□状況把握
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薄れて行く意識の中で、身体がふわっと浮く感覚を感じ、
多分、あたしはカカシに運ばれたんだろうな、、、と
回っていない頭で思った。
まさか、鼻血を出しているなんて思わずに。
その頃、カカシは目の前にいる女を冷静に観察していた。
スパイか、それとも、、、
いや、この子からはなんの殺気も感じられない。
それにこの荷物や服装、木の葉にはないものだ。
彼女は一体、、、?
ともかく、綱手様に報告だな。
素早く印を結んだカカシは、分身を作り、本体は鼻血を出して気絶した女を抱え木の葉病院へ向かい
分身を綱手様に報告に行かせた。