BOOK1


□in the end.
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ージェシカー


「ユリオンニー!」

「うわっ!…なんだユナか…。」





…見慣れた光景。


いつも見てるから対して
あまり何も思う事はないわよ。








、、、だけど、



「ユリオンニ、チュー!」

「いやー」




今日は、ちょっとキツイ。




わかってるわよ。








ユナの好きな人くらい。

私の好きな人の事だから。






「ジェシカ?…大丈夫?」

「……テヨン。」



ソファに座りながらあの二人を眺めているとテヨンが後ろから話しかけてきた。


「……大丈夫よ。慣れてるもの。」

「…そう…、あまり溜め込みすぎないでね?」

「ありがとう。」





テヨンは今みたいな状況になれば必ず声をかけてきてくれる。



本当に良い仲間だと思う。


「何かあればいってね?力になりたいからさ!」


お決まりのウィンクが飛んできた。

「…ウィンクなのに両方目が瞑ってるじゃない。」

「あ、それいっちゃおわりだよ。」




私が元気がない時は笑かしてくれる。








…あ、ユナがいない。



テヨンと話してるうちに何処かに行ったのかしら…。





それでも、
今はテヨンの優しさに甘えていたい私だった。
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