BOOK1


□teacher?
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ーユナー




あぁ…似合う。似合いすぎて困る。


「ユナ?聞いてる?」

「聞いてる聞いてる。」


いわゆるイメチェンと言う奴か、
あれだけ長かった紺色の髪はバッサリと切られ金髪になっている。

金髪…?茶色?まぁ、中間らへんと言えば良いのか…。

とりあえず、


「ここが、こうでー」

「……」




似合いすぎて、集中…できない。


「ーで、これは不定詞ってこと、って、
聞いてたの?」

「…へ?」


嘘です。
聞いてませんでした。


「…何?さっきから、集中しなさすぎじゃない?」

「そう…かな?」

怒られてる間もずっとジェシカ先生を、目線はとらえてる。


うわ、先生って凄く良い匂い…。


「…さっきから何かついてるの?」

「え?何で?」

「だって、私ばかりみてない?」

「…ぁあ、いや、綺麗すぎて集中できない。」


素直にね?
素直に伝えたよ。今日だけは。
本当の本当に、凄く可愛いし綺麗だから。
褒めないと勿体無いよ!

すると、

「…っ……///」

「…フフ…。」

あら、顔が真赤…。

「可愛いなぁー。」

「っ…、やめて。早く問題解きなさい。」

あらあら、嬉しいくせに年上ぶっちゃって。
まぁ、そんな事絶対に口に出さないけどね。

まぁ、最後にちょっとだけ、

「可愛いよ。似合ってる。」

おまけを付け足す。


「…////」

タコさんになっちゃった。
可愛いなぁ、てか罪だよね。
こんなに綺麗な恋人持ってて私は凄く幸せ者だよ。

そして、問題を解く。




それと同時に、

先生を夜にどう誘うかの問題もとき始めるのだ。
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