君飼いシリーズ

□俺様♡ばーじょん
1ページ/1ページ

「エレン、エレンどこだ。」
「は、はい。今行きますー。」
リビングから聞こえてきた突然の呼び出しに、ネコ耳と白のフリルリボン付きエプロンをつけさせられている小さなエレンが慌ててリヴァイの元へ駆け寄る。
「今何してた。」
「え?あの、夕飯の準備してましたけど。」
「そんなのは後でいい。そばにいろ。」
「え?え?」
そう言って強引に抱きかかえられると、エレンはソファに座っているリヴァイの膝の上に乗せられた。
「あ、あの…」
「このエプロン本当によく似合ってるな。」
「あぅ…フリフリですごく恥ずかしいんですけどね。」
「エレン、キスしたい。」
「っ…!」
「俺が好きなんだろう?」
背後からキツく抱き締めながら何度も首筋にキスをしてくるリヴァイに、エレンはドキドキしながらもリヴァイを窘める。
「もうすぐ夕飯できますから食べ終わった後にしましょう。」
「お前はしたくないのか?」
「キスしたいですよ。でも、」
「キスしたいのに俺を焦らすのか…?」
膝の上から降りようとしたエレンをソファに押し倒し、リヴァイはエレンの両手首をきつく握り締める。
「やぁっ…」
「ネコ耳つけてフリルのエプロン見せられて我慢しろってか。」
「リヴァイさんが着せたんでしょ。」
「そうだ。お前の全ては俺のものだからな。俺の好きにさせてもらう。」
「んんーー♡」
有無を言わさず塞いできた口唇に、結局体が反応してしまうエレンでした。

end.
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ