君飼いシリーズ

□おねだり♡ばーじょん
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「も、イジワルしないで、…あぁはぁ、…イきたい…ジャン、ジャン、…っっ!!」
媚薬でおかしくなるほど感度を高められ身を捩らせて泣くエレンの姿を眺めながら、ジャンは1つの疑問を口にする。
「嫌いじゃなきゃ何なんだよ。」
「!きら、嫌いじゃない…っ、はぁはぁ、ずっと…好きだった…んん、…でも、お前は、俺の雇い主だろ……。」
身分違いの恋に悩むエレンからの思わぬ告白にジャンは一瞬動揺するが、現状から解放されたいだけの可能性を拭う事が出来ず疑惑の目を向ける。
「信用出来ねぇ。」
ジャンは目を細めベッドの中に予め隠しておいた『あるモノ』を取り出す。
「そうだ、エレン。辛いなら自分でイけよ。」
「!?」
通常の男根よりも少し大きいサイズで型取られたそれを見せられ、エレンはあまりの衝撃に言葉を失う。
「強力な吸盤タイプだから、壁でも床でも好きなところでヤれるぞ。」
「や、やだ…っ!!本当に、ジャンが好き……こんなの、いやだぁ……。」
ポロポロと涙を流すエレンの耳元で、艶を含んだジャンの声が囁いてくる。
「俺が好きなら出来るだろ?ディルドの上で上手に腰が振れたら、後でちゃんと可愛がってやるからよ。」
「…っ…。」
普段なら「ふざけんじゃねぇっ!」と確実に殴られる要求だが、興奮状態にある身体がエレンの思考を麻痺させていた。
「ぅ…ん、…やる…。」
小さく頷いたのを合図にジャンはエレンを床に下ろすとベッドとの間隔をとってディルドを固定し、その真正面の位置に再び座り直した。
「ほら、欲しかったんだろ?」
エレンとディルドを交互に見ながら、ジャンはニヤニヤと笑う。
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