君飼いシリーズ

□BがL♡ばーじょん
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「エレンとアルミンが2人きりで屋上に行った…?それって普通の事じゃないの」
「何言ってるんですか、ミカサ先生!駆逐学園一のにゃんこ天使エレン君と、金髪ヒロインアルミン君が2人きりって、もぉリアルファンタジーしかありませんよ☆」
「……ハンジ先生、頭湧いてるんじゃないんですか」
「ここから屋上の階段で、す、……んん?」
階段の踊り場、小さいエレン(+おなじみの猫耳)とアルミンを発見する。

***

◯月△日
今日も駆逐学園では、めくるめく
リアルファンタジーが繰り広げられているというーーー。

***


「…っ…ま、待った、…」
小さな吐息を零し、エレンはアルミンの身体を突き放そうとする。
「何で?エレンもぉ我慢出来ないでしょ」
天使のような微笑みを浮かべながら、アルミンはエレンの耳元で意地悪く囁いた。
猫耳にかかる息にくすぐったそうに身を捩らせ、エレンは濡れた瞳をアルミンに向ける。
「だって、…なんかお前、手つきが……」
「あぁ、エレンここが弱いんだよね」
言葉を遮るようにシャツの隙間へ手を滑り込ませて脇腹を撫でると、エレンの身体が小さく跳ねた。
「んっ……!」
「僕達付き合い長いけど、ここが感じるなんて初めて知ったよ」
「ったく、余計な知識つけんじゃねぇ…」
肩を上下させながら不満を口にするも、自らシャツのボタンを外してしっとりと濡れた肌を露わにする。
「エレンが小さくなるって色々都合が良いね(笑)……すぐに、気持ち良くしてあげる」
アルミンの指先がエレンの首筋から鎖骨をゆっくりとなぞり、胸にも手を這わせていく。
「…こんなとこ、誰かに見られたらすげぇ恥ずかしい…」
頬を真っ赤に染めて羞恥に耐えるエレンが可愛くて、もっとイジメたくなる。
「でも、下も脱がないと気持ち良くなれないよ?」
「ふ、ふざけんなよ!ここ学校……」
カッとなり声を張り上げようとした瞬間、エレンの口唇にアルミンの人差し指がそっと触れてきた。
「あんまり大きな声出すと、みんなに聞こえちゃうよ」
「……んだよ、それ…ずるいだろ…」
可愛いさとイタズラ好きを兼ね備えた小悪魔な表情に弱く、エレンは急速に大人しくなっていく。
終始楽しそうなアルミンはエレンの肌についた透明な液体をペロリと舐めて、にっこりと微笑んだ。
「エレン可愛い…それに、あまぁい…」
「っ…アルミン…」
恥ずかしさと肌に触れてくる気持ち良さに、エレンは何も考えられなくなっていた。
「ねぇ、このままここでする?それとも、人気のないとこいく……?」
「あ、…」
エレンとアルミンの視線が絡み合い、熱を帯びていく。
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