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□その夜の出来事
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(ヤバイ…眠れない…。)
何度ついたか分からない溜息をついてエレンは部屋の天井を見つめる。
窓から零れる月の光で内部が薄暗くぼんやりと見える明るさだ。
(明日も早朝から訓練があるし、寝不足でうたた寝なんかしたら…。)
上官であるリヴァイ兵長の顔を想像しただけで顔面が真っ青になる。
ゆっくりと上半身を起こし、気怠い体の状態を何となく感じながら自分の下半身にある1点をじっと見つめた。
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