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□白夜
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「エレン…お前、俺のものになれ。」
リヴァイの唐突な一言に、エレンは思わず口をポカンと開けた。
「何だその間抜け面は。」
「え…それって新手のいじめか、何かですか…?」
「はぁ?」
噛み合わない2人の会話に気まずい空気が流れた。
廊下奥から数人の兵士の笑い声が微かに聞こえてくる。
訓練が終了し、皆が部屋に戻って夕食時まで思い思いに休息の時間をとっていた。
そんな中、突然リヴァイの部屋に呼び出されたエレンにとってそれは予期せぬ出来事であり、どう返答したら良いのか分からず戸惑いの色を隠せなかった。
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