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□にゃんにゃんしてる話。
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「エレン、気持ちいい?」
「ぁ…はぁ、…っん、ふぅ…ぁ」
粘着質のある水音を立てて、2本の指が挿入を繰り返す。
「指じゃ物足りねぇってよ、アルミン」
吐息混じりに囁く言葉に、エレンは頬を紅潮させ硬く目を閉じた。
背中を預けたジャンに悪戯に乳首を弄ばれ、広げた脚の間ではアルミンがエレンの秘部をじっくり時間をかけて解していく。
「身体が貪欲になってきてるんだね、可愛い…」
「ん、…いや、らぁ、…ッ!あぁ、はぁ、…」
2人の間に挟まれ力の抜けた身体に抵抗力はなく、エレンはされるがまま身を捩らせる。
いつからこの行為が始まったのかは覚えていない。
思春期特有の性への目覚め、興味本位のキッカケは気づけば3人での性行為を日常化させていた。
「もう我慢出来ないだろ?何が欲しいか言えって」
「っく、…や、…ぁ、あッ…うあっ…」
エレンの反応を楽しむ指先に翻弄され、羞恥と快感に言葉が出なかった。
「エレン大丈夫だから…ね?」
「あん、…む、…ぅ、ふぅ…ん」
指を挿れたまま、アルミンに口唇を吸われ舌を絡められる。
エレンをあやすような優しいキスに、心の緊張が解けていく。
「っはぁ、…ぁ、アル…俺、身体が、…っ…疼いて…」
「ん、分かってる」
目の前でいちゃいちゃとキスをする2人を見て、ジャンは眉間に皺を寄せた。
「俺だけ悪者かよ」
「ジャンはすぐどS発言したがるからダメなのに、ねぇ?」
クスッと微笑って指を引き抜くと、アルミンはエレンにゆっくりと語りかける。
「身体が疼くなら、ジャンにお願いしてみる?」
アルミンの言葉に躊躇いつつも、本能の趣くままゆるゆるとジャンの下半身に手を伸ばしていく。
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