魂掴

□愛してるの伝わり方
1ページ/3ページ


刻阪と神峰は、モコのお見舞いに来ていた

途中、刻阪がお手洗いのために席を外し、戻ってくると、神峰は少し不機嫌そうにリンゴを剥いていた

モ「神峰さん、リンゴ剥くの上手ですねー料理とかできるんですか?」

モコの言う通り、神峰が剥いたリンゴの皮は紙のように薄かった

神「親が共働きで、自然と出来るようになったんだ」
刻「へえ。神峰はいいお嫁さんになれるね」

神峰はリンゴのように真っ赤になり、リンゴを落としそうになった

神「男でお嫁さんなんて可笑しいだろ!」
刻「神峰は僕の恋人でしょ?おかしくないよ」

刻阪は神峰の手を握った

刻「僕と一生一緒にいてね神峰」
神「‥うん、一緒にいよう刻阪」



「おい」

二人の世界に入っていた刻阪と神峰を引っ張りあげたのは、凶暴な怪獣だった

神「スンマセン!!音羽先輩!」
刻「すみません」

音「イチャつくのは構わないが、場所と人考えろよ」

音羽の心の怪獣が不機嫌そうに唸っていて、赤ん坊は拗ねている

神(この人…放っとかれてて、寂しかっただけか)

その後、神峰は音羽をかまってあげた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ