魂掴
□愛してるの伝わり方
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刻阪と神峰は、モコのお見舞いに来ていた
途中、刻阪がお手洗いのために席を外し、戻ってくると、神峰は少し不機嫌そうにリンゴを剥いていた
モ「神峰さん、リンゴ剥くの上手ですねー料理とかできるんですか?」
モコの言う通り、神峰が剥いたリンゴの皮は紙のように薄かった
神「親が共働きで、自然と出来るようになったんだ」
刻「へえ。神峰はいいお嫁さんになれるね」
神峰はリンゴのように真っ赤になり、リンゴを落としそうになった
神「男でお嫁さんなんて可笑しいだろ!」
刻「神峰は僕の恋人でしょ?おかしくないよ」
刻阪は神峰の手を握った
刻「僕と一生一緒にいてね神峰」
神「‥うん、一緒にいよう刻阪」
「おい」
二人の世界に入っていた刻阪と神峰を引っ張りあげたのは、凶暴な怪獣だった
神「スンマセン!!音羽先輩!」
刻「すみません」
音「イチャつくのは構わないが、場所と人考えろよ」
音羽の心の怪獣が不機嫌そうに唸っていて、赤ん坊は拗ねている
神(この人…放っとかれてて、寂しかっただけか)
その後、神峰は音羽をかまってあげた