魂掴
□みんな揃って
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部活も終わり、あとは帰るだけとなって、刻阪は神峰がいないことに気がついた。
先輩方に聞きながら校舎を探し回っていると、拙いピアノの音が聞こえてきた
刻(誰だ…?)
まさかと思って教室を覗くと、神峰がピアノを弾いていた
曲自体は小学生以下のレベルだが、かなり滑らかに指が動くようになっている
神峰は集中していてこちらに気づかない
刻阪は、その間にサックスの準備を始めた
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