黒バス

□緑間誕生日記念
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高「真ちゃーん これ今日のラッキーアイテム?てか何これ?」
緑「今日の蟹座は7位。ラッキーアイテムはカ〇バラさんのぬいぐるみなのだよ」
高「ブッホオwwwカ〇バラさんwwカワイイ」

高尾はカ〇バラさんのぬいぐるみを抱えてカ〇バラさんを叩いて大笑いしだした

緑「やめろ高尾。カ〇バラさんが可哀想だろう」
高「可哀想ってwやめるけど」

叩くのは止めたが、肌触りが良いのか今度はカ〇バラさんをなで回している

高「しーんちゃん♪」

高尾がいたずらを思いついた子供のようにニヤリと笑った

高「緑間ってさ、ラッキーアイテムないと死ぬんだよな?」
緑「死にはしない。運気が落ちるのだよ」
高「この前ボロボロだったくせに何言ってんの てことで。」

高尾がカ〇バラさんを抱えたまま教室の外へ走り出した

緑「おい、高尾!カ〇バラさんをどこへ持っていくつもりだ!」
高「んーどこだろな?俺を捕まえられたらカピ〇ラさんは返してやるよ」

高尾は廊下を走っていった

緑「廊下を走るな!高尾!」



緑間が廊下を走ることを頑なに拒んだので、現在二人は競歩のように歩いておいかけっこをしていた
しかし、二人の足の長さの差によって二人の距離は、徐々に、ではなく、ぐんぐん縮んでいる
俺めっちゃ不利じゃんと思う高尾であった

高「フフフ ダーリン私を捕まえてごらんなさーい」
緑「誰がダーリンだ。気持ち悪いことは止めろ」
高「真ちゃんヒッデw」

そんな軽口を軽く後ろを向きながら競歩でやってのけるのだから、高尾は器用な男だと緑間は思った

そして、ついた場所が、秀徳バスケ部部室

高「はい、真ちゃんドア開けて」
緑「は?」

さりげなくカ〇バラさんを緑間の腕の中に戻すと、緑間の後ろにまわって背中をぐいぐいと押した
怪しく思いながらドアを開けると

パパパーン
パシャパシャパシャ

「よし、緑間のマヌケ顔ゲット!「今度はパイ投げとかしてみたいな」「来年は俺たち卒業だろ」

なにやら先輩たちの声が聞こえるが、状況がイマイチよくわからない

緑「おい高尾」
高「今日緑間の誕生日なんだろ?」
緑「そうだが」
高「それでレギュラーでお前の誕生日祝おうって。監督の許可は貰ってる」

よく見ると部室はいつもよりキレイに整理されており、真ん中の机には手作りらしきケーキがのっている

大「今日の調理実習がケーキだったんでな。貰ってきた」
緑「これワンホールでは」
宮「大坪が料理うますぎて二つ作れたんだよ おら、お汁粉。ありがたく思え」
木「あ、飾りつけの果物はうちのだ。入荷したてだからうまいぞ」

つまり、プレゼントは大坪がケーキ、木村が果物、宮地がお汁粉ということだろう

緑「高尾」
高「ゴメン真ちゃん。おもいつかなくてさ。今日一日なんでも言うこと聞くから許して」
緑「それはいつものことだろう」
高「だよなー考えとくわ」

大「ケーキ食べたら練習始めるぞ。あと緑間、誕生日だからってワガママは3回までだからな」
緑「‥わかりました」
宮「高尾をこき使えばいいだろ」


あとで携帯をみると、キセキからカピ〇ラさん写メとともにハピバメールが届いたりしたり、制服のポケットにカピ〇ラさんキーホルダーと明日のラッキーアイテムが入っていたりした緑間であった
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