黒バス

□恋人発覚
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ここは誠凛高校体育館
誠凛バスケ部が練習をしている

ピピーッ

「お疲れ!今から10分間休憩よ」

監督の相田リコがそう言うと、その場に崩れたり倒れたりと這いつくばって飲み物を取りに行ったりとさまざまである

リコはというと、選手のデータを細かく記録し整理していた
後ろから近づく人物に気づかずに

「Riko!I want to meet you!(リコ!会いたかったぜ!)」
「え?むぐっ、んーー!」

後ろから声をかけられ、振り向くといきなり唇を奪われた

「What do you do .Alex!(何やってんだアレックス!)」

火神が飛んできて、リコにキスしている人物、もといアレックスをひっぺはがした

「何って愛しの恋人にキスしているだけだ」
「TPOを考えろ!」
「だってタイガは部屋貸してくれねーじゃん」
「当たり前だろ!」

自分の部屋で尊敬する先輩と師匠が致しているなんて、火神でなくてもいやだろう

「え〜とアレックスは何しに来たんですか?」

衝撃のキスシーンから復活した主将が部員代表で聞いた

「恋人に会いにくるのに理由なんているのか?」

間。

「「「「「えーーーー!!!」」」」」


「ちょっと!アレックスさん、言わないでって言ったじゃない!」
「赤くなって可愛いな〜」
「茶化さないでっ、む、んーー!」

驚く部員をほっといて、アレックスはリコにディープキスを仕掛けている

「アレックス、そういうのは他所でやれって」

火神は呆れながら忠告した

「火神は知ってたのかよ!?」
「自分の部屋でイチャつかれたら、誰でもわかるですよ」

「タイガー!お前の部屋借りるぜ」

ぐったりして顔が赤いリコをお姫様抱っこしたアレックスが言った

「今部活中なんだけど」
「キャプテンがいれば大丈夫だろ」

アレックスは上機嫌でリコを抱えて出ていった

「すんません、俺の師匠が」
「いや、いーよ。あと自主練すれば」

「それより、火神くんの方こそ大丈夫何ですか?」
「「うおぅ!?」」

ひょっこりと姿を現した黒子に驚く日向と火神

「大丈夫って何がだよ?」
「アレックスさんとカントクが致しているとしたら、火神くんは家に帰れないのではありませんか?」
「あー…ちょっと当てがあってな」

そう言った火神の顔は、少し赤い

「あ、火神くんには恋人いましたっけ。すみません」

黒子は爆弾発言をのこしてミスディレした

「火神テメェ!裏切りやがって!」
「お前女に興味ないとか言ってたくせに!」
「バカガミの癖に!」
「え、ちょ、おい黒子!なにバラしてんだよ!黒子!?」


「全く‥毎回ノロケを聞かされるこちらの身にもなってください」

暫く練習再開はされなさそうなので、黒子は2号と戯れに行った

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