魂掴
□怖くてもあなたがいれば
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神(うわっ…広い)
ここは刻阪の家
なぜ刻阪の家かというと、神峰が自分の家を見せることを断固拒否したからである
神(家見せなくて本当に良かった…)
刻阪の部屋で安堵の息をついていると、お茶を持ってきた刻阪が入ってきた
神「お茶なんていいのに」
刻「お客さんなんだから、お茶ぐらい出すよ」
そんなことを言いながら、DVDをセットする
神「刻阪って、こういう怖いの平気なのか?」
刻「モコが夏になると見たがってね。大分慣れたんだ」
神「へえ〜。そうなんだ」
神峰は、怖い話云々より、友人とこうして一緒にDVDを見るという状況が嬉しかった
なんせ友達なんて一人も居なかったからだ
だから神峰は気づかなかった
このDVDがどれだけ怖いのか