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□02.背中に羽とか生えてない?
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甘すぎる…
優しすぎる…
誰にでも…
綱吉君はすぐに笑顔を振り撒く。
彼の犬だったり、野球少年だったり、兄弟子だったり…
敵であった僕を気にかける程の優しさ…
でも、僕だけに優しいわけではない。
君は聖母かなにかなのでしょうか?
でも、君の雰囲気からして聖母ではなく……
「背中に羽とか生えてませんよね?」
「は!?」
天使が似合いますね。
僕だけの天使になってほしい…
なんて、ベタな願いですね。しかもこの目の前の天使はきっと叶えはくれないでしょうね。
天使は優しすぎて、甘すぎますから…
〈背中に羽とか生えてないよね?〉
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