〜The Blood of Death End〜
昭和58年初夏
従来よりも少しばかり早い本格的な夏の訪れに、人は戸惑い、蝉は狂ったようになきわめいた。
「雛見沢村連続怪奇事件」
毎年のように起きる謎の事件。
「一人が死に、一人が消える」
それぞれ関連性がないと見られていた事件だが、ある共通点があった。
それは全ての事件が綿流しの祭で起きているというものだった。
あなたは信じきれるだろうか?
この世界で起こる摩訶不思議な出来事。
存在しない人間との出会い。
存在する人間の消失。
……日常が崩されていく。
カナカナカナカナ……。
今宵もひぐらしがないている。
ようこそ。
仮想電脳空間資料庫「ひぐらしのなく頃に」へ。
あなたは1331人目の雛見沢資料閲覧者です。
あなたの訪れを楽しみにしていました。
これから起きるのは惨劇か、悲劇か、それとも喜劇か……。
全てはこれから始まる。
そう、ひぐらしのなく頃に。
.
さあ、もう賽は投げられた。
これからどう行動するのかは、あなた次第。
さあ、行こう。
雛見沢へ。
惨劇を終わらせるために。
笑顔を取り戻すために。
ひぐらしのなく頃に
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最終更新日 2010/11/04